野鳥の競鳴会について

★ ウグイスの競鳴会は、

♪ホーホケキョ♪という鳴き声の
ホー以下のところで良い鳴きかどうかが決まります。
ホーホーでも、ホーでもかまいません。
「♪ホケキョ♪」が大事です。
「♪ホケカチョ♪」と鳴くウグイスが多いのです。
♪ホケキョ♪の部分を「はっきりとしたきれいな音色」で鳴くものが上位になります。
歌手で言えば、「美空ひばりさんのような歌声」ということになります。

「美しい鳴き声を競う」というのが、ウグイスの競鳴です。

★ ホオジロの鳴き合わせ会について

ホオジロの場合は、鳴き声に鈴が入っていることがよいとされます。
野生のホオジロに鈴が入っているものは少ないので、
目も開かない巣子を捕り、鳴きの教育をするのです。
ホオジロの代わりに、教育係として鈴の入っているノジコを使うこともあります。
ノジコはもちろん、飼う事は出来ない野鳥です。
ホオジロはほとんどが巣子を捕るのですから、密猟であり、許可は出来ません。
ホオジロに飼養許可が出るのはありえない話なのですが、法律を作った方々がこのことをご存知なかったのでしょうか。
行政の方々は、知っていて許可を出されているはずです。

ホオジロの鳴き合わせ会も、「美しい鳴き声を競う」ということになります。

★ メジロの鳴き合わせ会について
私が知っているだけでも6種類あるので紹介します。

1)3分間にさえずる数を競うもの。
  関西や関東で盛ん。九州では、鹿児島・宮崎・福岡など。機器で数を計測します。
  900回鳴くと、優勝できるようです。公民館など室内。千葉県では、国民宿舎で開催されていました。
2)2羽を向かい合わせ、
  最初に5回鳴いたほうが勝ち、というもの。
  主に熊本・長崎・佐賀で盛ん。公園などの戸外で開催。
3)ロープに沢山のメジロをかけて、鳴いたものからおろしていき、
  5分間で鳴かなかったものは、予選落ち、というもの。
  和歌山・三重などで盛ん。公園などの戸外開催。
4)大分県などで行われている「ぐぜり」。
  2羽でにらみ合いをさせ、鳴かなくなったほうが負け、というものです。
  公民館などの室内で開催。
5)「つや鳴き」といわれるもので、
  これだけが、鳴き声の美しさを競うものですが、
  よい声として認定されるのは、まるみがあって、長く鳴くものです。山口など。
  公民館などの室内で開催。
6)3回を1回としてそろばんを入れるもの(箸の事もある)。
  3分間で70〜80回鳴くと優勝できるようです。
  鹿児島や熊本で残っているようですが、わずかです。公民館などの室内。

以上のことでわかるように、メジロの鳴き合わせは、ほとんどが競技です。
競技様式に合わせて、その競技にふさわしいメジロを求めることになります。


   メジロの鳴き合わせ会は、ほとんどが、美しい鳴き声を競うものではありません。
  



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