業務用エアコン業者を選ぶ決め手とは
業務用エアコンを購入する業者、取り付けを依頼する業者はどのようなことを基準にして決めればよいのでしょうか?業者を選ぶ際の決め手について解説します。
多くの人は、業者を選ぶ際に価格を最重要視しています。たしかに、高額な商品ですので価格は非常に大切です。ですが、価格が安いことだけを決め手にしてしまうと、欠陥工事が行われてしまうリスクが高まります。業務用エアコンは誰でも簡単に設置することが出来るというものではありません。しっかりとした知識、経験がないと取り付けられても正常に運転しない、もしくは短期間で故障してしまうなどのリスクがあります。
業者を選ぶ決め手としては、これまでの導入実績、施工実績などにするとよいでしょう。業務用エアコンの販売や取り付け工事が経験豊富であるとさらに安心感が高まります。また、経験があるというだけでなく、出来るだけアフターサービスが充実しているところを選ぶようにしましょう。どんなに、価格が安く、経験があってもアフターサービスがいい加減な業者であると後で後悔することになるかもしれませんよ。業者を選ぶ際の決め手は価格だけでなく他の面も総合的に判断して決める必要があるのです。
業務用エアコンの温度設定の豆知識
子供やお年寄りが多い場所では業務用エアコンの湿度にも注意
業務用エアコンをよく使う季節と言えば夏です。夏になると熱中症にならないように、設定温度を下げる、水分補給をこまめに行うなどのことをすると思います。もちろん温度や水分も大切なのですが、それと同じように大切なものがあります。それが、湿度なのです。
夏の湿度についてしっかりと考えたことがあるという人は少ないかもしれませんが、同じ温度であっても湿度が高い場合と、湿度が低い場合では感じる温度に差があると言われています。もっと簡単に言えば、夏の場合であれば、部屋の中の気温が同じであっても湿度が高いと暑いと感じてしまいますし、逆に湿度が低いと涼しいと感じるのです。冬の場合には、同じ温度でも湿度が上がれば暖かく感じます。湿度については、40〜60%くらいに保つのがベストと言われています。湿度が40%よりも下になると、ウイルスが活性化する、肌などが乾燥してしまうという悪影響があるので、部屋の設定温度も重要ですが、それと同じように部屋の湿度にも注意するようにしましょう。子供やお年寄りなどが多いという場所ではとくに注意が必要です。子供やお年寄りは自分自身で体温調節するのが苦手な場合が多いので、体調を崩さないように最適な温度、湿度を維持するようにしましょう。
事務所に設置する業務用エアコンはセンサー付きが良い
事務所に設置する業務用エアコンで、おすすめなのがセンサー付きのタイプです。付いているセンサーはメーカーや機種などによっても異なりますが、多くの場合人感センサー、床温センサー、湿度センサーなどがあります。
人感センサーは非常に重要な働きをしてくれます。人のいる方向や人数、人がいるかいないかを検知してくれるので、節電にも効果があります。人がいないと判断すれば自動的に節電運転をしてくれるから、無駄が少なくて済みます。これが人感センサーが付いていなければ、ずっと運転したままになってしまい、無駄な電気代がかかるということになってしまいます。
床温センサーは部屋の中をムラなく快適にするために必要なセンサーです。部屋の中を暖め過ぎる、冷やし過ぎるということを防いでくれます。床温センサーが床の温度を検知してくれるので、このように部屋全体をムラなくすることが出来るのです。
また、湿度センサーがあれば湿度を上手くコントロールすることが出来ます。湿度が高すぎると蒸し暑く感じますし、一定の数値以下になれば肌が乾燥する、ウイルスにとって良い環境になってしまいます。このようなことを防ぐためにも湿度センサーなどがあるとよいでしょう。オフィスで使用する業務用エアコンを選ぶ際にはこのような点に注目して選んでみましょう。